CASE STUDY事例紹介

2025.03.14

工場物流の自動化に不可欠な制御盤ソリューション。グループ内の連携で生産体制を強化。

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株式会社 南雲電装

新潟県で主に制御盤や配電盤を生産している同社は、機械や装置の制御や安全な電力供給に欠かせない製品を設計・製造しています。1973年の創立以来、信頼と実績を重ね、多くのシステムの自動化を支えてきた老舗メーカーです。

該当するお客様

  • 制御盤の相談をしたいと考えているお客様

想定されるニーズ

  • 制御盤の設計・製造を依頼し、他の業務に注力したい

効果

  • 部材選定やコストダウンなど生産工程のさまざまな相談ができる
  • 研究開発などのプロセスに多くの力を注ぐことができる
グループ連携の背景

部材調達から制御盤製造まで。グループ連携によるソリューション

南雲電装は制御盤や配電盤等の設計・製造から施工・設置、保守サービスを行っています。工場の自動化設備は、システムを制御するための装置が必要です。それに欠かせない制御盤を提供している同社は、国内仕様のみならず海外仕様の製品にも幅広く対応し、お客様の工場自動化に貢献しています。そして、さらなる事業拡大のために、2022年4月にタクミ商事のグループ傘下に入りました。タクミ商事の持つ部材調達と基板実装の経験を元に、相互の協力体制によるシナジー効果を目指しました。

実現できたこと

グループ内の相互メリットのある関係を実現

南雲電装とタクミ商事はグループ会社の利点を生かして、業務フローや在庫管理システムを統合し、連携体制を強化しました。タクミ商事の国内在庫と最適な部材調達を設計段階から取り入れることで、余剰在庫が抑制され南雲電装の制御盤製造における生産性が向上しました。こうした活動を通して、南雲電装は徐々に新たな取引機会を増やし、制御盤ビジネスを拡大しています。

今後の展開

生産体制を強化し、より多くのご相談に対応

南雲電装の生産体制を強化するため、タクミ商事は新たな制御盤製造システムを開発しました。このシステムは作業手順を指示することで、経験の浅い技術者でもミスなく効率的に制御盤の設計・製造を行うことができ、工数削減や高度な技術者育成という課題に対応しています。今後も、工場拡大や業務システムの最適化を進め、南雲電装の生産能力を向上し、より多くのご相談に対応してまいります。

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