CASE STUDY事例紹介

2022.04.08

部材が多岐にわたる船舶用システム。総合的な提案で多品種に対応する。

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株式会社ケーイーアイシステム様

主に船舶用コンピューターシステムの製造・開発を行っている同社。船に搭載されているエンジンの温度や圧力のデータを監視・表示する装置「エンジンデータロガー」や船の傾きを調整するタンクの弁の開閉やポンプの発停を制御する装置「バルブコントロールシステム」などが主力製品。それらを顧客の要望に応じてカスタマイズして提供している。

該当するお客様

  • 多品種の部材を調達しなければならないお客様
  • 在庫削減したいお客様
  • 仕入先集約を図りたいお客様

想定されるニーズ

  • 直接・間接を含めたコストを抑えたい
  • 加工・実装作業を纏めて依頼したい

効果

  • 最適な部材情報が得られ、安定的に調達する事ができる
  • 管理工数を大幅圧縮する事ができる
  • コストを圧縮する事ができる
依頼の背景

きっかけは、仕入先集約とコスト削減

もともとケーイーアイシステム様社内で製造部品を購入し、協力会社に製造を依頼する、というかたちで事業を進めていました。あるとき、部材調達のコストを削減するべくタクミ商事に相談したことで取引がスタート。タクミ商事がEMS事業を開始したタイミングで見積もりを依頼すると大幅なコストダウンが実現することがわかり製造の発注もされるようになりました。

抱えていた課題とタクミ商事の提案

多品種だからこそ生じる部材管理の問題を解消する

部品の点数が多いため部材管理に多くの工数がかかっていたケーイーアイシステム様。特に部品欠品時には製造工程を調整しなくてはならず悩まれていました。タクミ商事は自社在庫を使いながら対応。定量発注やダブルビン方式などで在庫を切らさないようにしたり、新機種開発の際には安定供給の面や価格面でメリットのある部品を用意するなどしながら、基板実装まで担うようになりました。

今後の展開

基板実装から開発、組み立てまで担えるように

船舶用コンピューターシステムなどの産業機器は少量・多品種・短納期が多い分野。ケーイーアイシステム様のケースでは、部材管理、書き込みなどの加工作業、部品の供給中止時の代替品の確保、企業間の部品シェアなど総合的な提案を行い、工数やコストの削減に寄与してきました。今後は開発業務や組み立て業務など力添えできる範囲を拡げていけたらと考えています。

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