CASE STUDY事例紹介

2024.04.10

案件ごとにニーズをヒアリング。深い事業理解と柔軟な供給体制で課題に寄り添う

202404_sng2_2-1

東京計器 株式会社 様

「計測・認識・制御」機器の総合メーカーである同社。船舶港湾機器や油空圧機器、流体機器、防衛・通信機器など、幅広い産業用機器に用いられる製品を設計・製造しています。1896年の創業以来、私たちの社会インフラを支えてきた老舗メーカーです。

該当するお客様

  • 生産台数が少ない産業用機器を製造しているお客様
  • MOQの課題に悩んでいるお客様

想定されるニーズ

  • 品質を担保しつつ、少量多品種の部材調達を実現したい
  • 複数のメーカーごとに取引を行っている部材調達の工数を減らしたい

効果

  • 納期、価格、数量などの個別ニーズに合わせた部材調達を実現できる
  • 一括で部材調達を行えるため、管理工数を削減できる
依頼の背景

生産台数が少ない産業用機器だから直面したMOQの課題

東京計器様は、船舶港湾機器や建設機械の油空圧機器、航空機をはじめとした防衛・通信機器などの計測・認識・制御に関わるさまざまな製品を製造しています。社会基盤を支える重要な役割を担う製品は、年間100種類以上の基板が必要な一方、用途が限定された産業用機器という特性上、生産台数は決して多くはありません。そのため、複数のメーカーと個別交渉をしなくてはならなかったり、MOQを満たすことが難しかったりと、部材調達に課題を持たれていました。

抱えていた課題とタクミ商事の提案

丁寧にニーズをすり合わせ、多品種少量に対応

タクミ商事では、商談時に案件の背景についてヒアリングを重ねながら、納期や価格、数量など、1件ごとにニーズをすり合わせていきました。そして、伺った要望に応えるべく、国内のネットワークだけでなく、海外の調達ネットワーク(上海、香港、シンガポールなど)も幅広く活用。「必要な数だけ調達したい」「調達先をまとめたい」といった東京計器様の部材調達ニーズに柔軟に対応していきました。

今後の展開

社会を支えるインフラづくりをサポートしていく

東京計器様の製品は代替不可能な部材も多いのが特徴です。コロナ禍の世界的な半導体不足によって製造が滞る企業が多い中、タクミ商事はグループ会社のアロマンと連携して、X線検査などの品質管理も行った上で部材を供給しました。お客様の課題に寄り添い続けた営業姿勢を評価いただき、2020年度にタクミ商事は、東京計器様の最優秀サプライヤー賞を受賞。今後もパートナーシップを強化し、社会を支えている同社の力になっていきます。

半導体に関することならお気軽にご相談ください

OTHER CASESその他の事例