単価・数量・納期　部品調達を見直し「多品種少量生産」の効率化を達成

依頼の背景

従来の発注のあり方を見直し、最適な部品調達を提案

2008年に群馬県の藤岡事業所でタクミ商事との取引をはじめたチノー様。「単価、数量、納期」に関する課題をヒアリングしながら、最適な部品供給の提案を行っていきました。同年には山形事業所からも電子部品のご注文を頂くようになり、徐々にタクミ商事との取引が増えてまいりました。2012年からは本社イノベーションセンターの購買代行もご依頼いただいています。

抱えていた課題とタクミ商事の提案

国内外のネットワークを活かして「多品種少量」を実現

チノー様が目指す「多品種少量」の生産を実現するために、タクミ商事では、国内外ネットワークを活用した最適な部品のご提案、テーピング・プログラミングなどの加工サービスを実施しました。また、チノー様向け専用在庫の条件設定をして、リピート品や短納期の要望にも柔軟に対応する体制も整えました。例えばMOQを3000個から10個に設定できたり、納期を3ヶ月から在庫品は1日、海外からの調達品は2週間に短縮できました。

今後の展開

信頼されるネットワークづくりに貢献していく

購買集約からEMS、コストダウン提案など、「困ったときのタクミ商事」として電子部品の供給にかかわるさまざまなご相談をいただいております。2016年には生産性向上に寄与したとしてタクミ商事に感謝状を頂きました。
今後はタクミ商事が各拠点のハブとなり、製品情報の共有や試作から量産への生産活動、セカンドソースの部品提案など、チノー様に信頼されるネットワークづくりに貢献していきます。