機能 | MCX501 | MCX512 | MCX514 |
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制御軸数 | 1軸 | 2軸 | 4軸 |
円弧/直線補間機能(演算長) | ●(32bit) | ●(32bit) | |
速度レンジフリー機能 | ● | ● | ● |
同期動作 | ● | 各軸1個 | 各軸1個 |
スプリットパルス出力 | ● | ● | ● |
積分型入力フィルター内蔵 | ● | ||
ビットパターン補間 | ● | ● | |
補間の短軸パルス均一モード | ● | ● | |
2軸高精度線速一定モード | ● | ● | |
ドライブ最高速度(CLK=16MHz) | 8Mpps | 8Mpps | 8Mpps |
パッケージ | 64ピンQFP | 100ピンQFP | 144ピンQFP |
電源電圧 | 3.3V±10% | 3.3V±10% | 3.3V±10% |
高速の連続補間ドライブに対応するために、各セグメントの終点データを蓄える8段のプリバッファレジスタを備えています。左図のSeg3のような短いセグメントが存在しても、Seg3を含む8個のセグメントの平均移動時間が次セグメント位置データセット時間より長ければ連続補間を行うことができます。
従来2軸直線補間において、移動量(パルス)が大きい方の軸(長軸)は常にパルスを出力し続けますが、少ない方の軸(短軸)は補間演算結果にによりパルスを出力する時としない時があります。MCX514では短軸パルス均一化機能を新たに設けています。移動量が少ない軸においても、極力パルス周期を均一に近づけてドライブパルスを出力します。
従来の線速一定モードに加えて、大幅に線速一定精度を向上させた2軸高精度線速一定モードを実現しています。2軸直線補間、円弧補間、ヘリカル補間ドライブ時において、短軸パルス均一モードと2軸高精度線速一定モードを組み合わせた場合、線速の速度偏差を±0.2%以下に収めることができ、補間ドライブ時の大幅な速度の精度向上が期待できます。